労務管理

入社時の雇用契約書の読み上げ(オリエンテーション)



今回の記事は、経営者や人事担当者向けになります。




新しく入社する従業員と雇用契約書をとり交わす際に、雇用契約書の内容を会社と従業員の双方が確認するために、雇用契約書に記載している事項を一つ一つ読み上げながら確認していくことをお薦めいたします。




雇用契約については、応募時の求人募集の内容と実際締結する雇用契約書の内容が違っていたり、単に雇用契約書に署名・捺印・受領だけですと、内容をよく理解できていなかったり、話し合えなかったりなどの理由により、労使トラブルになったり、人がすぐ辞めてしまったりすることがあります。




雇用契約書の記載事項を一つ一つを読み上げること自体、時間の無駄だと考える方もおりますが、こういった一つ一つのことを丁寧に対応することで、従業員の不安が払しょくされ、納得して働くことができ、ちょっとした理由による離職や労使トラブルを未然に防ぐことができ、少しずつ信頼も築けていけるのではないでしょうか。




新しく入られる従業員の入社時の雇用契約書の取り交わしは、しっかり時間を割いた方がいいと思います。



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